エンジンヘッドオーバーホールC


エンジンヘッドをおろすところまで一気に作業を進めました。



使用工具

・メガネレンチ  
・(ディープ)ソケット  
・ラチェットハンドル  
・エクステンションバー  
・スピナーハンドル  
・ウォーターポンププライヤー  



作業内容

 

赤丸内のベルトカバーを外します。

 

 

 

 

 

 

そしてその下方にあるクランクシャフトプーリーを外します。

 

 

 

 

 

クランクシャフトプーリーを外すときは中心のボルトをメガネレンチで固定した状態でその周りの4つのボルトを緩めます。

 

 

 

 

 

4つのボルトを外せたらプーリーとA.C.G.ベルトを引き抜きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

するとタイミングベルトロアカバーを外すことができます。(タイミングベルトロアカバーのネジは前回すでに外しています。)


間違って3番ピストンが上死点に…(汗)

 

次にタイミングベルトを外します。このときタイミングベルトドリブンプーリーの“UP”マークの位置をシリンダーヘッドの真上の位置に合わせましょう。

うまく合わす事ができたらマークの隣の溝(赤丸)がシリンダーヘッドの上面に揃います。こうすることによってNo.1シリンダーを圧縮上死点に合わすことができます。

(写真は間違ってNo.3シリンダーを圧縮上死点<緑丸>に合わせてしまっています。決して写真と同じ位置に合わせないように!)

 

 

 

次は赤丸内のテンショナーにあるアジャストボルトを60°分だけ緩めます。

 

 

 

 

そしてテンショナーを緩みの位置に固定しておいてタイミングベルトをはずします。



この写真を参考にしないように


 

次にディストリビューターを外します。

赤丸のボルトを緩めて引き抜くだけなのですが、ディストリビューターをはずす前に、キャップを空けてローターの向きを確認しておきましょう。

(圧縮上死点が3番に合わせてしまっている為、結局覚えていても意味がありませんでした・・・)

取り付けるときに同じ向きに取り付ける必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディストリビューターが外せたらその奥にあるホース(赤丸)も抜いておきましょう。

 

次はインテークマニホールドを外します。赤丸のボルトを外すだけです。


 

アッパーホースを外し、その下方にあるセンサーカプラーも外します。

引っ張れば取れます。

 

ウォーターラインにつながっている赤丸のホースも外します。

 

エンジンにつながっているホースやセンサーを外し終わればいよいよヘッドボルトを外します。

写真ではみにくいですがヘッドボルトは8本あります。外側から対角線状に少しずつ緩めます。


 3番が上死点に(汗)


 傷が・・・

 

やっとエンジンヘッドを降ろせました。

 

 

 

 

 

 

タイミングベルトドリブンプーリーを外す際に、間違ってしまったため、3番ピストンが上死点にあります(汗)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

腰下のピストンをみると1番ピストンの上部に傷があります。

 

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